アラブ首長国連邦(UAE)のテック企業であるグループ42(G42)が製造する新型コロナウイルスワクチン「ハヤット・バックス(Hayat-Vax)」100万回分が29日、ハノイ市ノイバイ国際空港に到着した。
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これに先立ち、地場医薬品企業ビメディメックス医薬品[VMD](Vimedimex)が同ワクチンの緊急使用許可を提案し、保健省が条件付きでの緊急使用を承認。その後、保健省医薬品管理局がビメディメックスに対し、同ワクチンの輸入を許可していた。
今回到着した100万回分は、メディメックスが輸入したハヤット・バックスの第1弾。なお、同ワクチンは、3月にUAE保健予防省から流通が承認された新型コロナウイルスワクチンで、研究と治験の結果、79.34%の予防効果が確認されている。