米ホワイトハウスは6日、米国がベトナム向けの米モデルナ(Moderna)製新型コロナウイルスワクチン200万回分の輸送を手配したと発表した。
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モデルナ製ワクチン200万回分は、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組み「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」を介して供給されるもので、ジョー・バイデン大統領が世界各国への供与を約束したワクチン8000万回分の一部となる。
保健省のダン・ベト・フン国際協力局長が6日夜に明らかにしたところによると、モデルナ製ワクチン200万回分は8日にベトナムに到着する見通し。
ベトナムはこれまでに複数の供給源から計550万回分のワクチンを受領している。このうち、250万回分(英アストラゼネカ=AstraZeneca製)はコバックス・ファシリティから調達したもの、200万回分(アストラゼネカ製)は日本政府からの供与、50万回分(中国シノファーム=Sinopharm製)は中国政府からの供与となっている。