ハノイ市交通運輸局によると、同市は2021年第3四半期(7月~9月期)から2023年末まで無料の公共電動2輪車サービスを試験的に展開する。
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同プロジェクトは、ハノイ市交通技術大学が研究して提案したもので、公共電動2輪車サービスを既存の路線バスやバス高速輸送システム(BRT)などと接続させて環境に優しい交通網の整備を図るというもの。
ハノイ市では交通渋滞と大気汚染が深刻化しており、これを低減するための施策として、公共電動2輪車サービスの試験導入が決まった。公共交通機関の利用を促進するとともに、環境保全への意識向上にも繋がると期待されている。
「イオンモール・ハドン」に電動2輪車置き場を設置し、バス高速輸送システムを利用したい場合、ここで電動2輪車を借りることが出来る。スタッフの案内に従ってスマートフォンのアプリから個人情報を入力し、電動2輪車を借りてバンケー(Van Khe)バス停で車両を返却。逆のパターンも同様となる。