ブー・ドゥック・ダム副首相は、2日午後に開かれた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会の会合で、海外からの入国者に対する隔離・ウイルス検査に関する新たなガイダンスを早急に完成させるよう保健省に促した。
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COVID-19予防国家指導委員会はこの席で、新たに策定する隔離・ウイルス検査に関するガイダンスの中で、ワクチン接種済みの渡航者または新型コロナウイルス検査で陰性判定を受けた抗体保持者のベトナム入国について、集中隔離期間を短縮するよう保健省に改めて指導した。前述の条件を満たした入国者は集中隔離期間が7日間に短縮される見通し。
国家指導委員会はこれに先立つ5月19日午後に開かれた会合で、保健省に新たなガイダンスの策定を指示していたが、国内で新型コロナの第4波が急拡大していることで、策定作業は難航している模様。
ベトナムでは、新型コロナの第4波発生を受け、保健省が5月5日から、入国者および感染者の接触者に対する集中隔離期間を従来の14日間から21日間に延長。さらに、集中隔離終了後には、7日間の健康観察期間を設けるなど防疫が強化された。
この措置について、在ベトナム韓国大使館などは「厳し過ぎる」として、ベトナム側に規制緩和を要請していた。