ホーチミン市ゴーバップ区3街区グエンバンコン(Nguyen Van Cong)通り415/8/4番地に拠点を置くキリスト教福音団体「リバイバル・エクレシア・ミッション(Revival Ekklesia Mission)」が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に違反し、深刻なクラスター(集団感染)を引き起こした事件をめぐり、ゴーバップ区警察は29日、刑事事件として立件することを明らかにした。
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団体メンバーらは小さい部屋で集会に参加し、マスクを着用していなかった。同団体から、多くの感染者や接触者が発生している。
団体メンバーの中で新型コロナウイルス感染症の症状が最も早く現れた団体の牧師の妻は4月下旬にハノイ市を訪れていたが、牧師とその家族らは行動歴や健康申告を詐称し、接触者の追跡に協力していなかったことが確認された。
事件の容疑者は刑事法第240条に触れ、「危険な感染症を他人に感染させた容疑」で捜査を受けることになる。