インドネシアがホスト国となり22日から23日にかけて開催された「第15回アジア太平洋情報オリンピック2021(APIO 2021)」で、ベトナム代表として出場した高校生15人のうち2人が金メダル、1人が銀メダル、3人が銅メダルを獲得する快挙を成し遂げた。ベトナムは総合順位で35か国・地域中4位となった。
(C) tuoitre |
APIOは高校生を対象に、情報科学の能力育成や国際交流を目的として開催されるもの。競技は個人戦で、与えられた問題を解決するためのプログラムを書き、コンピュータ上で出力した際の正確さを競う。
今大会は、前年に続いて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を考慮してオンラインで開催され、35か国・地域から845人が出場した。ベトナムではベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)工科大学が会場となった。
金メダルを獲得したのは、レ・クアン・フイさん(ハノイ国家大学自然科学大学付属高校3年)とチュオン・バン・クオック・バオさん(北中部地方ゲアン省ファンボイチャウ高校2年)の2人。フイさんは前年にも銀メダルを獲得している。
また、銀メダルはホー・ゴック・ビン・ファットさん(北中部地方トゥアティエン・フエ省クオックホック(国学)高校3年)、銅メダルはグエン・ブー・ダン・フイさん(ベトナム国家大学ホーチミン市校付属英才高校3年)、ダオ・ズイ・アインさん(北部紅河デルタ地方ハイズオン省グエンチャイ高校3年)、チャン・スアン・バックさん(ハノイ国家大学自然科学大学付属高校1年)の3人だった。