保健省がベトナムワクチン株式会社(VNVC)を通じて英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)から購入した新型コロナウイルスワクチン28万8000回分が25日夜、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
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保健省がアストラゼネカから購入したワクチンの第1弾となる11万7600回分は今年2月24日に到着しており、今回が第2弾となる。
このほか、「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」から調達するワクチンの第1弾として81万1200回分が4月に、第2弾として168万2400回分が5月に到着し、ベトナムがこれまでに調達したワクチンは合わせて約290万回分となっている。
新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、3月8日から5月25日午後4時までに103万4072回分の接種を完了した。このうち2万8503人については2回目の接種も完了している。
保健省は現在、ワクチンの調達に向けて多くの国や組織、メーカーと交渉を進めており、年内に受け取る約1億1000万回分を確保している。
このうち3890万回分がコバックス・ファシリティから、3100万回分がファイザー(Pfizer)とバイオンテック(BioNTech)から、3000万回分がアストラゼネカから調達する分で、さらにコバックス・ファシリティから1000万回分を追加購入する予定。