保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する9日午前・午後の発表によると、12省・市で市中感染者92人が新たに確認された。
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また、海外からの入国者10人の感染も確認された。
9日午後の時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は3332人となっている。
新規の市中感染者の内訳は、◇東北部地方バクザン省:31人、◇ハノイ市:17人、◇南中部沿岸地方ダナン市:17人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:15人、◇東北部地方ランソン省:2人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省:2人、◇西北部地方ホアビン省:2人、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省:2人、◇南中部高原地方ダクラク省:1人、◇北部紅河デルタ地方ハナム省:1人、◇南中部沿岸地方クアンナム省:1人、◇北中部地方クアンチ省:1人。
中央衛生疫学研究所がハノイ市、フンイエン省、北部紅河デルタ地方タイビン省の8人のサンプルを対象に実施した新型コロナウイルスに関する遺伝子配列解析の結果、インド型の変異株が確認された。
これに先立ち、北部紅河デルタ地方ビンフック省関連の集団感染ではインド型、ハナム省関連では英国型の変異株が確認されており、北部を中心に広がっている集団感染はインド型と英国型の変異株が主だということがわかった。
4月27日以降に確認された市中感染は26省・市の計333人。内訳は、◇ハノイ市:111人、◇バクニン省:58人、◇ダナン市:35人、◇ビンフック省:33人、◇バクザン省:32人、◇ハナム省:16人、◇フンイエン省:13人、◇タイビン省:6人、◇北部紅河デルタ地方ハイズオン省:4人、◇クアンナム省:3人、◇ランソン省:3人、◇トゥアティエン・フエ省:3人、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省:2人、◇ホアビン省:2人、◇西北部地方イエンバイ省:1人、◇ホーチミン市:1人、◇南中部沿岸地方クアンガイ省:1人、◇東南部地方ドンナイ省:1人、◇北中部地方タインホア省:1人、◇西北部地方ディエンビエン省:1人、◇北中部地方ゲアン省:1人、◇東北部地方フート省:1人、◇東北部地方クアンニン省:1人、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市:1人、◇ダクラク省:1人、◇クアンチ省:1人。