ホーチミン:コンテナ荷崩れ水没事故、復旧作業進む 30日までに完了目指す

2021/04/29 05:08 JST配信

 26日午前、ホーチミン市ニャーベー郡のタンカン・ヒエップフオック港で出港準備をしていた貨物船が急に傾き、積んでいたコンテナ18個がソアイラップ川に落下した事故で、落下したコンテナ18個中13個の位置が特定された。

(C) danviet
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 事故を起こした貨物船はモンゴル国籍の「ALICA ULAANBAATAR号」(輸送能力2470t)で、事故発生時は54個のコンテナを積んでおり、インドネシアに向かうところだった。乗組員は10人だが、この事故による人的被害は出ていない。

 ホーチミン市の海運当局は関連機関と協力して傾いた船舶姿勢を戻すとともに、28日午前までにコンテナ8個を引き揚げた。残るコンテナについては30日までに引き揚げ、航路を再開する予定。

 同貨物船は老朽化が進んでいるため安定性が悪く、傾いた際にクレーン2基が同時に回転し、船体のバランスを崩したことが事故の原因とみられる。

[Bnews 12:10 28/04/2021, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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