ホーチミン市保健局は24日、区および郡の医療センターに対し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を強化すべく業務プロセスを見直すことを要請。この一環として、それぞれの管轄下にある隔離施設に監視カメラを設置するよう指導した。
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監視カメラは、隔離対象者を追跡できる適切な場所に設置し、データ抽出が可能な状態で保持しなければならない。
また、区・郡医療センター管轄下の隔離施設では、「区・郡の隔離施設」と明記した看板を掲げ、隔離対象者に関する書類、隔離施設の検査・監視に関する書類は施設内で保管することとする。
さらに同局は、収容能力が50人未満の隔離施設について、収容能力を100人まで増強するよう指導した。
同市は現在52か所の集中隔離施設を展開しており、収容能力は4500人。このほか、必要に応じてベトナム国家大学ホーチミン市校(VNUHCM)の寄宿舎(トゥードゥック市、収容能力1万人)等を徴用することも可能だ。