ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン主席は8日午後に開かれた同市新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防指導委員会の会合で、9日正午から市内の不要不急のサービス施設の営業を一時停止するよう指導した。
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これは、市内で新型コロナの市中感染が拡大していることを受けた措置。同市では8日午後までに、同市タンソンニャット国際空港の職員と接触者の計30人の集団感染が確認されている。
今回の措置により、市内の文化・スポーツ・娯楽活動を全て中止し、美容クリニック、カラオケ、ディスコ、大衆居酒屋(quan nhau)、バー、パブ、ビアクラブ、マッサージ、サウナ、インターネットカフェ、結婚式場、喫茶店、劇場、映画館、スポーツ、ヨガ、ジム、ビリヤードなど、全てのサービス施設を休業とする。
また、20人以上が集まる宗教儀式なども中止する。グエンフエ通りのフラワーロードとブックストリートは開幕式を行わず、8時から17時までの時間帯のみ開場する。
ガソリンや必需品、医薬品を扱う店舗や医療施設は通常通り営業する。
同市は、公共の場でのマスク非着用などの行為に対しては厳しい処分を適用する方針。
休業措置は新たな通知が出るまで継続する。
最終更新:2021年2月9日 02:01 JST