南中部沿岸地方クアンナム省人民委員会はこのほど、世界文化遺産に認定されているホイアン市の旧市街の保護規制を発出した。10章37条から成り、2021年1月1日に発効する。
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文化遺産の修復にあたっては、施設全体と個々の部分の本来の使用目的を維持し、信仰空間も維持しなければならない。部分的な取り換えや材料の変更の必要が生じた場合は、取り換え部分の精度を厳密に確保することが求められる。
ホイアン市人民委員会は、旧市街の保護について国家管理責任を負う。
旧市街の地元住民は保護規制を厳守し、所有する文化遺産の破損や価値の低下などについて責任を負わなければならない。住民は観光客向けに合法的なサービスを提供することが可能だが、旧市街に影響を与えないものとする。営業にあたっては、執拗な物売りなどを行わず、営業マナーも厳守することが求められる。