ベトナムに滞在していた韓国人専門家が、日本到着時の空港検疫により新型コロナウイルス陽性と判明した。これを受けて、ホーチミン市滞在中の接触者38人が現地で隔離措置を受けている。
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この韓国人専門家は、7月29日にベトナムへ入国。8月16日にハノイ市で規定の隔離期間を終え、9月29日から10月24日までホーチミン市に滞在していた。その後、24日にホーチミン市タンソンニャット国際空港から成田国際空港に到着した。
日本の厚生労働省が25日に発表した「新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(空港検疫)」によると、24日にベトナムから成田国際空港に到着した40代男性が無症状病原体保有者として報告されている。
ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)は、これまでに接触者として38人を特定し、該当者に集中隔離施設または自宅での隔離措置を講じるとともに、新型コロナウイルス検査を実施した。うち29人は陰性、9人は結果を待っている。HCDCは引き続き、接触者の特定を進めている。
なお、ホーチミン市では3か月間にわたり市中感染が発生していない。