保健省は3日午後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により南中部沿岸地方ダナン市在住の女性(83歳)が入院先のホアバン郡医療センターで死亡したと発表した。これで新型コロナによる国内の死者数は35人となった。
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死亡したのは国内761人目の感染者で、末期の慢性腎不全を患い、人工透析を受けていた。また、高血圧や消化管出血などの持病もあった。死因は新型コロナによる重度の肺炎と進行性呼吸不全、敗血症の合併症と診断された。
3日午後の時点でベトナム国内の感染者数は1046人、このうち71.3%にあたる746人が回復済みとなっている。
なお、これに先立つ1日夜、764人目の感染者(男性・67歳、ダナン市ハイチャウ区在住)が3回の陰性判定後に死亡した。死因は基礎疾患に伴う合併症だという。男性は1日に3回目の陰性判定が出たばかりだった。直接の死因が新型コロナではないため、この男性は新型コロナによる死者数には含まれていない。