新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれていた「国際軍事競技大会(Army Games 2020)」だが、メディア対応担当を務めるロシア軍のオレグ・ユシュコフ大佐によると、8月23日から9月5日の日程で開催することが決まった。
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ロシア国防省が主催するArmy Gamesは、世界各国の軍隊が日頃の訓練の成果を競い合う国際大会で、今年で6年目を迎える。今大会には、ベトナム人民軍を含め、世界30か国から150チームが出場。ベトナム人民軍の出場はこれが3度目。
試合会場は競技・種目によって異なり、ロシア、アルメニア、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、ベラルーシの5か国で開催するが、主にロシアでの開催となる。出場チームは各自で14日間の隔離を行い、ロシア入国の3日前にPCR検査を受けて陰性証明書を提出することになっている。
今年は新型コロナ禍にあるため、過去大会ほどの観客動員は見込めないとしているが、大会実行委員会は安全を最優先する方針を示しており、観客に対して、常時マスクと手袋の着用、アルコール消毒手洗いなどを徹底させるという。