北部と中部では約1週間前から猛暑が続いている。ハノイ市では最高気温が40度まで上がる日もあり、猛暑日の路面温度は55~65度にも達する。
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こうした中、皮膚炎で入院する患者が急増している。中央皮膚科病院(ハノイ市)では、皮膚炎で受診する患者数が通常と比べて+15~20%増加している。また、中央小児病院(同)では、毎日2500~3000人の患者を受け入れており、1日の患者数が4000人に達する日もあるという。
ホーチミン市での最高気温はハノイ市を下回る35度程度だが、紫外線(UV)指数は健康に害を及ぼすレベルを示す10に達している。
さらに、この時期には食中毒のリスクが高まるため、食品の常温保管を控えるなど注意を払う必要がある。
なお、この猛暑は7月上旬まで続くと予想されている。