文化スポーツ観光省傘下の観光総局は1日、観光関連施設に適用する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策ガイドラインに盛り込まれていた「観光客に対し観光関連施設における新型コロナウイルス感染症の状況の共有を禁止する」との内容の規定を廃止した。
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観光総局はこれに先立つ4月29日、観光関連施設に適用する新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを発表した。この中で、観光関連施設のスタッフやツアーガイド、観光客に対し、観光関連施設における新型コロナウイルス感染症の状況をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などに投稿したり、マスコミに共有したりしてはならないと規定していた。
しかし、この規定は情報隠蔽にもとれるとして大きな波紋を呼んだため、同局は発表からわずか2日後に問題の規定を廃止した。
これにより、同規定は「観光関連施設のスタッフやツアーガイドが、新型コロナウイルス感染症に関するフェイクニュース、事実未確認の情報を共有してはならない」と訂正され、観光客は対象者から外された。