政府官房は16日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として4月15日までの実施を予定していた社会的隔離措置に関するグエン・スアン・フック首相の最終的な決定を発表した。
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首相は、「感染リスクが高い地方」に分類される12省・市に加え、「リスクがある地方」に分類される16省・市を含めた計28省・市に対し、社会的隔離措置を4月22日まで延長することを決定した。措置の適用期間中は引き続き首相指示第16号/CT-TTgに従い、対策を継続しなければならない。
「感染リスクが高い地方」は、◇ハノイ市、◇ホーチミン市、◇ラオカイ省(西北部地方)、◇クアンニン省(東北部地方)、◇バクニン省(北部紅河デルタ地方)、◇ニンビン省(同)、◇ハティン省(北中部地方)、◇ダナン市(南中部沿岸地方)、◇クアンナム省(同)、◇カインホア省(同)、◇ビントゥアン省(同)、◇タイニン省(東南部地方)の12省・市。
「リスクがある地方」は、◇タイグエン省(東北部地方)、◇ハザン省(同)、◇ランソン省(同)、◇ハイフォン市(北部紅河デルタ地方)、◇ナムディン省(同)、◇ハナム省(同)、◇ゲアン省(北中部地方)、◇トゥアティエン・フエ省(同)、◇ビンズオン省(東南部地方)、◇ドンナイ省(同)、◇ビンフオック省(同)、◇カントー市(南部メコンデルタ地方)、◇キエンザン省(同)、◇ソクチャン省(同)、◇アンザン省(同)、◇ドンタップ省(同)の16省・市。このうちハザン省は、省内で初めての感染者が出たため、「リスクがある地方」に新たに追加された。
残る35省・市は「リスクが低い地方」に分類され、措置の一部解除が認められることとなり、首相指示第16号/CT-TTgほど厳しくない首相指示第15号/CT-TTgに従い対策を継続する。