保健省は6日午後、国内で新たに4人が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性判定を受けたと発表した。これにより、ベトナム国内の感染者は245人に増加した。一方、7日午前の最新の新規感染例報告では、新規感染者がゼロ人となっており、全国規模での隔離隔離措置の実施以降、新規感染者は減少傾向にある。
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7日午前の時点で、ベトナム国内で見つかった感染者は累計245人。このうち95人が完治して既に退院し、残る150人が現在も治療中。新型コロナによる死者はゼロ人で、ベトナムの迅速かつ効果的な封じ込めは国際的に高く評価されている。
なお、6日午後に見つかった新規感染者の概要は以下の通り。
◇242人目の感染者(女性・34歳):ベトナム国籍。北中部地方ハティン省に本籍を置くが、現在はロシア在住。3月25日にアエロフロート・ロシア航空SU290便でハノイ市ノイバイ空港到着。
◇243人目の感染者(男性・47歳):ベトナム国籍。ハノイ市メーリン郡在住。3月12日に妻をバックマイ病院へ連れて行き、病院前の食堂で食事。バックマイ病院では、院内感染が発生しており、多くの感染者が見つかっている。
◇244人目感染者(女性・44歳):ベトナム国籍。北中部地方クアンビン省に本籍を置くが、現在はドイツ在住。SU2313便でドイツからロシアに移動。その後、SU290便で3月25日にハノイ市ノイバイ空港到着。
◇245人目の感染者(女性・21歳):ベトナム国籍。北中部地方ゲアン省に本籍を置くが、現在はスペイン在住。SU250便でスペインからロシアに移動。その後、SU290便で3月25日にハノイ市ノイバイ空港到着。