シンガポールの教育省はこのほど、国の将来を担う子供たちの生涯教育の一環として、アジアとりわけASEAN諸国の理解を目的に、2021年から中等教育~大学入学前の教育課程において第二外国語としてベトナム語教育を導入するとの指針をポータルサイトで公開した。
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将来子供たちが日々刻々と多様化する国際社会や域内の社会経済に速やかに参入できるよう、2021年からのベトナム語教育の導入に向け、同省は教育プログラムの構築を進める。
プログラムの時間数は10時間を予定しており、教育機関では年齢に応じて提供されるデジタルコンテンツを利用してベトナムの文化や言語を学ぶ。ベトナムのほか、タイ、中国、マレーシアのプログラム展開も計画されている。
こうした域内でのベトナムに対する注目度が高まることで、今後ベトナムはより重要な役割を担っていくとみられる。