保健省は7日、ベトナム国内で新たに3人の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染を確認したと発表した。
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ベトナム国内ではこれまでに17人の感染者が見つかり、うち16人が完治・退院している。17人目は前日の6日に確認されたばかり。
保健省が7日15時に発表した18人目の感染者は、韓国のテグ(大邱)から帰国した北部紅河デルタ地方タイビン省出身のN.V.Tさん(男性・27歳)で、7日に検査で陽性と判明した。Tさんは2月17日から韓国に滞在し、2月29日から咳やのどの痛みの症状があった。
Tさんは3月4日に妹とともに釜山の金海国際空港から東北部地方クアンニン省バンドン国際空港に到着し、規定に従い北部紅河デルタ地方ニンビン省タムディエップ市にある軍の施設で隔離された。検査で陽性と判明した後、ニンビン省総合病院で治療を受けている。
さらに保健省は7日17時、ハノイ市で新たに2人の感染が確認されたと発表した。この2人は、6日に同市で感染が確認されたN.H.Nさん(女性・26歳)の接触者だという。これにより、ベトナム国内の感染者数は合わせて20人となった。
1人はNさんの伯母であるL.T.Hさん(女性・64歳)、もう1人はNさん一家の専属運転手であるD.D.Pさん(男性・27歳)。HさんとPさんはいずれもハノイ市にある中央熱帯病病院で隔離されている。