ハノイ市人民委員会のグエン・ドゥック・チュン主席は6日夜、同市で新型コロナウイルス(COVID-19)の国内17人目の感染者が確認されたと発表した。
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ベトナム国内ではこれまでに16人の感染者が見つかったが、全員が完治・退院している。新規感染者の確認は2月13日以来約3週間ぶりとなる。
新たに感染が確認されたのは、ハノイ市在住の26歳の女性。この女性はホーチミン市3区出身で、現在はハノイ市バーディン区チュックバック(Truc Bach)通りに居住しているという。
女性は2月15日にハノイ市ノイバイ国際空港を出発し、親族を訪ねて英国ロンドンへ向かった。3日後にロンドンからイタリア・ロンバルディア州のミラノへ移動したが、この時点でロンバルディア州では新型コロナウイルスの感染者はいなかった。
女性は2月20日にロンドンへ戻り、5日後にロンドンからパリへ移動し、姉と会った。その後、2月29日に咳が出たが病院へは行かず、ベトナム航空のロンドン発ハノイ行きVN0054便で3月2日に帰国した。
帰国時に熱はなく、入国手続きが終わると自家用車でチュックバック通りの自宅へ帰った。しかし、同日中に軽い発熱と咳の症状があり、5日にホンゴック総合病院を受診。中央熱帯病病院に移され検査を受けたところ、新型コロナウイルス陽性と判明し、隔離された。
自家用車の運転手と家政婦5人も熱帯病病院で隔離されている。このほか、この女性と接触したホンゴック総合病院の医師ら17人もホンゴック総合病院で隔離されている。また、女性の自宅周辺は保健当局により消毒が行われた。
ベトナムは、感染者の旅程などの情報を英国およびフランスの外交機関に提供した。