中国・湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が韓国でも拡大していることを受け、ベトナム保健省は23日15時より、空港など国内の全ての入国管理施設で韓国からベトナムへの入国者に健康状況の申告を義務付けている。
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この措置は、24日に開かれた新型コロナウイルス感染症予防国家指導委員会の会議で明らかにされた。韓国からの入国者で発熱や咳などの症状がある場合は、規定に従い隔離される。
韓国疾病予防管理局(KCDC)によると、24日の時点で韓国国内では763人の感染が確認され、7人が死亡している。
こうした中、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、新型コロナウイルスに対する警戒レベルを最高レベルに引き上げると発表。さらに関連機関に対し、感染拡大を制御するため「前例のない抜本的な対策」にも取り組むよう促した。