ベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)によると、国内の空港では13日までに新型コロナウイルス(nCoV)の感染疑いで127人を隔離したほか、過去14日以内に中国への渡航・滞在歴がある297人の入国を拒否した。
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ベトナム外務省は、5日付けで過去14日以内に中国への渡航・滞在歴がある旅客に対する一時的な入国拒否を発表している。
詳細は以下の通り。
◇ホーチミン市タンソンニャット国際空港:感染疑い33人、入国拒否286人
※4日に香港から到着したキャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)のCX767便では乗客218人を入国拒否。
◇南中部沿岸地方カインホア省カムラン国際空港:感染疑い7人、入国拒否2人
◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市カットビー国際空港:感染疑い2人
ACVはまた、各空港の新型コロナウイルス対策としてマスクや手指消毒剤、消毒スプレー、手袋、ゴーグル、防護服など大量の医療用品・機器を購入したことを明らかにした。
国際空港では体温測定を行っているほか、他の空港にも体温測定器および体温計を配置して全ての乗客の出入りを管理し、感染の疑いがある乗客の隔離エリアを旅客ターミナル内に設置するなど、各種対策をとっている。