前米ファーストレディで、法律家のミシェル・オバマ女史はこのほど、夫であるバラク・オバマ前大統領と共にベトナムを訪問した。
(C) zing |
前大統領夫妻を乗せた専用機は、8日午後6時9分ごろにホーチミン市タンソンニャット国際空港に着陸。オバマ前大統領がボディーガードに守られながら専用機を降りてきたところが目撃されている。
今回の訪越は、世界中の少女たちが教育を受けられるように支援するオバマ財団のプログラム「ガールズ・オポチュニティ・アライアンス(GOA)」の一環で、ミシェル・オバマ女史は翌9日、GOAの代表として南部メコンデルタ地方ロンアン省カンズオック郡(huyen Can Giuoc)にあるカンズオック高校(THPT Can Giuoc)を訪れた。
ミシェル・オバマ女史は今回の訪問で、地元当局の代表者たちと交流し、女子教育や支援策などについて話し合った。また、現地の女性らとも会談して、現地の女性たちが学生時代に直面した様々な問題や大人になってからの成功体験などに耳を傾けた。
なお、バラク・オバマ前大統領については滞在中のスケジュールが明らかにされていない。同氏は大統領在任期間中の2016年5月にベトナムを公式訪問しており、この時は、同氏の発案により2013年に組織された「東南アジア若手リーダーイニシアティブ(Young Southeast Asian Leaders Initiative=YSEALI)」のメンバー800人と交流した。