メコンデルタ地方アンザン省国境警備隊のレ・ケー・トゥン大佐は27日、先日押収した持ち主不明の47万USD(約5030万円)について、このまま持ち主が名乗り出なければ、法律に従って1か月後に政府が没収し、国の国庫に帰属させると発表した。このお金は、カンボジアから船で違法に持ち込まれたもの。
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これに先立ち、麻薬密輸防止のためにパトロールにあたっていた警備隊が24日午前9時20分ごろ、怪しい小型船舶を発見。停泊を求めたが、応じなかったため、追跡したところ、小型船舶の操縦士は船を陸に寄せて、そのまま船を乗り捨ててカンボジア側に逃走した。その後、船舶を調べると、テープで巻かれた黄色いビニール袋が残されており、中から大量の100USD札が見つかった。
当初は偽札の疑いもあったが、その後の当局の調査によると、押収した47万USDは全て本物の米ドル紙だったという。