日本ではハノイ市で創業45年のフォーボー(牛肉のフォー)の名店「フォーティン(Pho Thin)」が2号店「フォーティン・トーキョー(Pho Thin TOKYO)」を3月に東京・池袋でオープンして話題になったが、韓国では南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市にあるバインミー(ベトナム風サンドイッチ)の名店「バインミーフオン・ホイアン(Banh mi Phuong Hoi An)」がソウルに出店し人気を呼んでいる。
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「バインミーフオン・ホイアン」の韓国1号店のオープンにあたり、店主のフオンさんが韓国で10日間にわたり韓国人スタッフにバインミー作りの手順を指導し、4日にオープンした。
古都ホイアンらしさが前面に押し出された店舗は、オープン以来毎日客が行列を成している。1日の利用客は100人程で、韓国の芸能人も来店しているという。フオンさんによると、ホイアン店では韓国人客が多く、客の40%を占めるほどであることから、ソウルへの出店を決めたという。
メニューはビーフ・エッグ、焼き肉、ミックス、チキン・チーズ・サラダ、コンデンスミルクがあり、価格は1個7000~8000ウォン(約650~740円)。酵母菌以外の原材料は韓国の国内で仕入れている。
「バインミー・フオン・ホイアン」のバインミーは国際的なメディアでも取り挙げられ、米国人人気シェフだった故アンソニー・ボーディン氏も「世界一美味しいバインミー」と称した逸品だ。