4月22日に死去した元ベトナム国家主席のレ・ドゥック・アイン大将の国葬が、3日と4日に行われた。
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過労により体調を崩し療養中のグエン・フー・チョン書記長 兼 国家主席が葬儀委員会委員長となっていたが、国葬には姿を現さなかった。
3日午前7時からハノイ市の国家葬儀場で葬儀が、同日10時45分から国家葬儀場とホーチミン市1区の統一会堂(旧南ベトナム大統領官邸)、アイン大将の生まれ故郷である北中部地方トゥアティエン・フエ省で告別式(追悼式)が行われた。
その後、アイン大将の遺体を納めた棺は航空機でハノイ市からホーチミン市へ移され、アイン大将がかつて務めていたホーチミン市第7軍区および3区パスツール(Pasteur)通り240番地にある自宅を通過し、ホーチミン市トゥードゥック区の墓地へ運ばれた。
埋葬式ではグエン・スアン・フック首相やグエン・ティ・キム・ガン国会議長をはじめとする共産党および政府の関係者ら多数が参列し、アイン大将との最後の別れを惜しんだ。
国葬が行われた3日と4日は、ベトナム国内の公的機関および公共施設は半旗を掲げ、全国では各種娯楽活動を自粛し、映画館なども休館となった。