ハノイ市で3月29日から31日にかけて開催された「日本・ハノイ桜祭り」が、ベトナム版ギネスブックとして知られるベトナム・ブック・オブ・レコードから「最も人文的でコミュニティに価値のある、オリジナリティ溢れるイベントが多数盛り込まれた桜祭り」として認定を受けた。
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「日本・ハノイ桜祭り」は、政府系総合商社AICグループ(AIC Group)がハノイ市文化スポーツ局および在ベトナム日本国大使館と共催したもの。
今年で4回目を迎えた桜祭りは、越日友好交流活動の一環で開催されるようになり、これまで両国の相互理解や文化交流に大きく寄与してきた。
また、桜の木の寄贈や植樹、約3万本の桜の木や枝物にベトナムの花などの展示、日越の料理の紹介、日本やハノイ市の伝統芸能の公演、「さくら親善大使」の選考など盛りだくさんのプログラムで、観光イベントとしても多くの来場客を誘致している。
ベトナム商工会議所(VCCI)のブー・ティエン・ロック会頭は認定証の授与式で、「桜祭りは正に日本文化の象徴であり、日本と言えば誰もが思い出す桜は日本の文化大使と言えるだろう」と祝辞を述べた。またロック会頭は、桜祭りが文化交流に留まらず戦略的パートナシップの構築、投資促進などの後押しにもなっていることを強調した。