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　ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイスブック(Facebook)」は3月26日の23時から、ベトナム市場でマッチング機能「ミート・ニュー・フレンズ(Meet new friends)」のを試験導入を開始した。マッチング機能はiOSおよびAndroidの両OSに対応している。ミート・ニュー・フレンズが試験導入されているのは世界でベトナムとカンボジアの2か国のみ。

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　この新機能を利用すると、同じ年に住む人や、職場や学校が同じなど自分と共通点があるユーザーが表示され、その中から友達になりたい人が見つかればそのユーザーにダイレクトメッセージを送ることができる。

　マッチング機能は任意となっており、利用したい時だけオンにすることができ、オンの間は他のユーザーにも自分のプロフィールが表示される。また、ダイレクトメッセージでは不適切な画像や動画の送受信を防ぐため、送信できるのは文字のみになっているほか、ブロックや通報の機能もついている。

　これに先立ち、フェイスブックは今から半年前にカンボジアで出会い系機能「フェイスブック・デーティング(Facebook Dating)」の試験導入を展開している。同機能では専用プロフィールを開設し、プロフィール写真や情報を入力すると、出会いを求めているユーザーリストが表示される。

　フェイスブック・デーティングはカンボジアで展開した後にタイやカナダでも試験導入されたが、ユーザーの誘致に苦戦している。これは、新たに専用アカウントを開設し個人情報を入力する手間がかかることや、紹介される開設されたばかりのユーザーアカウントの信ぴょう性がネックとなっていると考えられている。

　一方で、ミート・ニュー・フレンズは既存アカウントをそのまま利用できるため手間がかからず、知り合いになるユーザーを検索する際にも既に投稿されている相手の情報や写真を知ることができることから信ぴょう性も高い。