情報通信省通信局によると、モバイルナンバーポータビリティ(MNP)サービスが開始された2018年11月16日から2019年2月13日までの約3か月間に携帯電話利用者約10万人が同サービスの利用を申し込んだ。
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しかし、通信事業者が自社に顧客を繋ぎ止める目的で煩雑な手続きを求めているため、番号持ち運びの実行率は低い水準に留まっているのが現状だ。
MNPサービスの利用により既存契約を終了したいという利用者の数と番号持ち運びの実行率は、◇ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel):3万3438人・83%、◇ビナフォン(Vinaphone):2万8451人・68%、◇モビフォン(MobiFone):2万5587人・23%、◇ベトナモバイル(Vietnamobile):5929人・6%。モビフォンとベトナモバイルの実行率は特に低い水準となっている。
一方、MNPサービスの利用により新規契約を申し込みたいという利用者の数は、◇ベトテル:4万6961人、◇ビナフォン:3万5688人、◇モビフォン:9940人となっている。
グエン・マイン・フン情報通信相は、煩雑な手続きを求める通信事業者を非難し、通信事業者各社に対して3月中にMNPサービスの実行率をそれぞれ90%以上に引き上げるよう指導した。