メコンデルタ地方チャビン省ズエンハイ町ザンタイン村にあるベトナム電力グループ(EVN)の第3ズエンハイ火力発電所拡張工事現場で7日午前10時ごろ、火災事故が発生した。
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火災発生直後、同発電所の消防スタッフがただちに鎮火にあたり、消防隊も通報を受けて出動し鎮火にあたった。13時ごろまでに火は消し止められ、現場は落ち着きを取り戻した。
現場に居合わせた多くの作業員は四散して外に避難し、幸い怪我人は出なかった。火災の原因は溶接作業中に火の粉が資材に着火したことによるものと見られる。
同案件の投資総額は1000万USD(約10億6000万円)で、工事完成率は70%となっていた。この火災により、工事済み部分の70%が被害を受けたが、工事現場の全ての機械設備が保険に加入している。なお、請負業者はシンガポールのJEL社。