韓国ソウル特別市の裁判所は22日、ベトナム人の義娘を殺害したとして殺人罪に問われていた韓国人のキム被告(男・83歳)に禁固25年の判決を言い渡した。
同事件は、同市北部の城北(ソンブク)区のマンションで6月2日、就寝中だったブイ・カット・ハさんが義理父に襲われ、刃物で首と背中の複数個所を刺されて死亡したというもの。
ハさんは約10年にわたって韓国に住み、韓国籍を有していた。ハさんの遺体は事件当日に韓国人の夫(48歳)に発見された。同被告は、ハさん夫婦が自分に十分なお金を与えなかったことに腹を立て、犯行に至ったと見られている。