全国におけるデング熱感染者数は前年同期比+10%増の5万7492人で、15人が死亡したという。20日に開かれたデング熱予防強化に向けた会議でグエン・タイン・ロン保健次官らが明らかにした。
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保健省予防医療局のチャン・ダック・フー局長によると、中でも北部における感染者数は前年同期比8.6倍の5000人近くに上る。他の地方と比べて北部の感染者数は最多でないものの、異例の速さで増加している。
感染者数が最も多いのはホーチミン市で9538人。これに、南中部沿岸地方ダナン市、東南部地方ビンズオン省、ハノイ市、メコンデルタ地方アンザン省が続く。中部では感染者数が前年同期と比べて▲10%減少しているが、ダナン市や南中部沿岸地方クアンナム省、同ビントゥアン省、同クアンガイ省の一部地域では大幅に増加している。