ベトナム共産党中央軍事委員会と国防省は19日、戦争傷病者・烈士記念日70周年(1947年7月27日~2017年7月27日)を記念して、革命功労者や戦死者遺族の代表らを称揚する会合を開催した。
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ベトナムはフランス植民地戦争やベトナム戦争を経験してきた。レ・チエム国防次官によると、現在全国に革命功労者約900万人が暮らしている。このうち12万7000人が戦争で家族を亡くしたベトナム英雄の母、20万人が戦死者で、遺骨がまだ見つかっていない戦死者が20万人近く、身元不明の遺体が約30万体となっている。更に戦争による傷病者が数百万人に上る。
チエム次官は、「戦死者の遺族は、戦後もずっと帰って来ない家族の知らせを待ち望んでいる。我が国にとって非常に大きな損失だ」と述べた。
党中央軍事委と国防省の指導により、これまでに遺骨95万1163体が発見され、身元が確定した多くの遺骨が遺族の元に届けられた。また、寄付活動により革命功労者向けの慈善住宅約1万3500棟が建設されたほか、戦死者遺族や傷病者の家族340人の雇用が創出されている。