ここ数日の間に、国内の複数の空港のウェブサイトがハッキングされ、トップページやサブページが改ざんされた。ただし、いずれもデータベースは破壊されておらず、データが盗まれるなどの被害も出ていない。
8日22時45分には、ホーチミン市タンソンニャット国際空港のウェブサイトがハッキングされた。トップページはセキュリティホールを埋めるよう求める内容の画像に改ざんされた。また、9日夜には南中部沿岸地方フーイエン省トゥイホア空港とメコンデルタ地方キエンザン省ラックザー空港もハッキング被害を受けた。
10日午前の時点で、タンソンニャット国際空港のウェブサイトは正常に戻り、残る2つのウェブサイトは管理者により一時的に停止されている。各ウェブサイトのIT担当者はセキュリティの向上に向けて引き続き作業を続けている。
交通運輸省傘下の航空局は、抜本的な対策を講じるために、該当する空港並びにIT担当者に対し、詳細について報告するようを指示した。