ホーチミン市のバックパッカー街として知られる1区ファングーラオ街区のブイビエン通りが、まもなく試験的に歩行者天国となる見通しだ。
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ホーチミン市観光局と同市1区人民委員会は、ブイビエン通り歩行者天国化案のホーチミン市人民委員会への提出に向けて最終調整中で、承認されれば2017年半ば頃から毎週土曜日と日曜日の19時~2時にかけて歩行者天国となる。
草案によると、全長650mにわたるブイビエン通りの完全歩行者天国化に向け、花こう岩による歩道補修、電線類の地中化、排水溝修繕などを行い景観を整備する。また、治安維持のため歩行者天国の各所に防犯カメラ25台を設置するという。
歩行者天国の時間帯は、通りの両端に移動式バリケードを設置して車両の通行を禁止し、車両で訪れる人は同通りから約200m離れた9月23日公園のB区に整備予定の駐車場を利用することになる。歩行者天国内では歩道での飲食店経営が認められ、通行人は車道を歩くことになる。
1区当局は、歩行者天国の試行を通して専門家や地域住民から意見を聴取するほか、投資家の誘致やイベントの企画により同通りを観光エリアとして発展させることを目指している。