ホーチミン市1区都市秩序管理部隊と同区警察は13日、区内タンディン街区チャンクアンカイ通りで民家や商店、カフェなどが歩道を占拠していた部分の一斉撤去に踏み切った。
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同部隊は建物内へ車両を入れやすくするために建物と歩道の段差に設置されていた金属製やコンクリート製のスロープや、歩道にはみ出していた観葉植物の鉢を取り壊したほか、歩道にせり出して商品を陳列していた商店に対して陳列棚の撤去を指導した。
一斉撤去の様子を遠くから伺っていたタバコ屋やバイク修理などの露天商のなかには、歩道に置かれた商品棚から商品だけを取り出し足早に姿を消す者もおり、同部隊は残された商品棚を撤去した。
このほか、建物の床が歩道上にせり出して増築されているカフェについては、所有者や建設許可に係る書類を1週間以内に提出するよう指導がされた。
同市人民委員会によると、抜き打ち検査と一斉撤去についてはかねてより告示していたもので、今後も定期的に実施していくという。