労働傷病兵社会省は現在、「2017~2020年期における技術の専門レベルが高い労働者の海外派遣及び2025年までの方針」案を作成中だ。
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この案には、◇看護師と介護福祉士の日本とドイツへの派遣、◇IT・電子・通信・バイオ・農業分野の労働者の日本への派遣、◇機械分野の労働者の韓国への派遣、◇スロバキア・チェコ・イスラエルなど新たな労働者派遣先の開拓、などが含まれる見込みだ。
ベトナム労働者派遣協会(VAMAS)のファム・ド・ニャット・タン副会長によると、2016年には多くの看護師と介護福祉士を海外に送り出したが、ITや機械などその他の分野での派遣は低調に終わった。自分の専門レベルより低い仕事の場合でも、経験を積むためとして受け入れる労働者も少なくないという。
これに対し労働傷病兵社会省海外労働管理局のファム・ベト・フオン副局長は、労働者の質や技術レベルに対する受け入れ国側の要求が厳しくなっているとし、海外で働く意志のある労働者は健康であるほか、外国語や専門レベル、ビジネスマナーなどを身に着ける必要があるとしている。また、労働者派遣企業も研修施設により多くの投資をするべきとの考えを示した。