ホーチミン市人民委員会は22日、同市商工局に対し、1区人民委員会と協力して2017年のテト(旧正月)明けにも同区ベンゲー街区トンタットダム通りにあるトンタットダム市場(オールドマーケット)を立ち退かせるよう指導した。
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これに伴い、財政局など関連機関に対し、同市場で商売を行っている人々向けの支援措置を確保するよう指示した。
ハムギー通りからフイントゥックカン通りまでの区間に広がる同市場は、30年以上もの歴史を有する。様々な商品を取り扱う約200店舗が立ち並び、地元の人々や観光客で賑わっている。しかし、交通渋滞や火災が懸念され、市当局は2009年から立ち退きを計画していた。
市当局は、トンタットダム市場のほか、同区のグエンバンチャン市場(ベンタイン街区)、ナンシー市場(カオコー街区)の2か所についても近く立ち退かせる方針だ。