全国の貧困世帯が9.88%に倍増、新基準適用で

2016/08/29 16:06 JST配信

 労働傷病兵社会省はこのほど、2016~2020年に適用する新貧困基準に基づく貧困世帯及び貧困に近い世帯に関する調査結果を発表した。

(C) vneconomy
(C) vneconomy

 それによると、新基準に基づく全国の貧困世帯は全世帯の9.88%に当たる233万8000世帯で、前年の5%未満から倍近くに増加した。また、貧困に近い世帯は全体の5.22%に当たる123万5000世帯となった。

 2016~2020年に適用する新貧困基準は、世帯収入のほか、医療、教育、住宅、上下水道、情報アクセスなどの基本的な生活保障の指標に基づいて貧困レベルを決定している。一方、2011~2015年までの貧困世帯の基準は、主に世帯収入に基づいていた。

 全体に占める貧困世帯の割合を地域別に見ると、最も高いのは西北部地方で34.52%だった。続いて、東北部地方が20.74%、南中部高原地方が17.14%となった。一方、最も低いのは東南部地方で1.23%。このほか、紅河デルタ地方は4.76%に留まった。

 全体に占める貧困世帯の割合が高い省として、西北部地方ディエンビエン省(48.14%)、東北部地方ハザン省(43.65%)、同カオバン省(42.53%)などが挙げられる。一方、貧困世帯の数が最も多いのは北中部地方タインホア省(12万8893世帯)で、続いて同ゲアン省(9万5205世帯)、西北部地方ソンラ省(9万2754世帯)などとなっている。

 東南部地方ビンズオン省は、新基準に基づいて該当する貧困世帯及び貧困に近い世帯が唯一ゼロの省。ホーチミン市でも、貧困世帯及び貧困に近い世帯の割合はそれぞれ0.02%、0.2%と非常に低かった。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 北中部地方タインホア省トゥオンスアン郡ルオンソン村(xa Luong Son, huyen Thuong Xuan)に住むドー・...
 世界銀行(WB)が5日に発表したベトナムの貧困に関する最新レポートによると、2016年のベトナムの貧困人...
 労働傷病兵社会省はこのほど、2016~2020年に適用する新貧困基準に基づく2016年の貧困世帯及び貧困に近...
 グエン・スアン・フック首相はこの度、持続的な貧困削減に関する2016年~2020年の国家目標プログラムを...
 グエン・タン・ズン首相はこのほど、2016~2020年に適用する新貧困基準を発表した。同基準は、収入や基...
 国会は12日、新農村建設及び持続的な貧困削減に関する2016年~2020年の国家目標プログラム2件の決議案...
 ホーチミン市の貧困世帯が8倍に拡大した。これは、今年1月24日に新貧困基準が適用されたためで、旧基準...
 1月1日から施行となった2011~2015年の貧困基準によると、新たな貧困基準では、1か月当たりの収入が農...

新着ニュース一覧

 ベトナムにおける電気自動車(EV)の普及に伴い、ノンストップ自動料金収受システム(ETC)による通行料徴...
 ベトナム人女性のグエン・ティ・タイン・ニャー(別称:Céline Nha Nguyen、39歳)さんが13日、北米...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市のホンバン国際大学(HIU)傘下にあるホンバン国際大学病院(HIU Hospital、旧バンフック病院...
 ハノイ市ドンダー街区イエンラン通りにあるカフェ「モーフォー(Mo Pho)」のドアを開けると、店内は静ま...
 ハノイ市人民評議会は15日の専門会議で、市内の道路および都市鉄道(メトロ)インフラの投資開発や管理政...
 ハノイ市人民評議会は15日、環状1号線内の低排出ゾーン(LEZ)導入案、およびクリーンエネルギー車への移...
 地場系大手コーヒーチェーン「ハイランズ・コーヒー(Highlands Coffee)」はこのほど、ホーチミン市中心...
 トヨタ・ベトナム(TMV)は、Cセグメントのセダン「カローラ・アルティス(Corolla Altis)」のベトナム市...
 日本最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」の授賞式が13日に開催され、ベトナムの女性歌手...
 FIFAワールドカップ2026北中米大会が6月11日に開幕した。これに伴い、ベトナム警察はインターネットや...
 出張・経費管理クラウドを提供する株式会社コンカー(東京都千代田区)は、ベトナムのIT最大手
 精密ばねメーカーの株式会社光洋(大阪府東大阪市)が東南部地方ドンナイ市に設立した製造・販売拠点「光...
 日本国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会...
 7月1日より、ベトナム国内のカフェやレストランなどで音楽を流す場合、規定に基づく著作権料の支払いが...
トップページに戻る