少数民族の貧困人口、3年間で180万人減少―貧困率10%に

2018/04/09 16:51 JST配信

 世界銀行(WB)が5日に発表したベトナムの貧困に関する最新レポートによると、2016年のベトナムの貧困人口は910万人で、このうち少数民族が660万人(約72%)を占める。ただ、少数民族の貧困人口は2010年の840万人から、6年間で180万人減少している。

(C)Tuoi tre
(C)Tuoi tre

 貧困人口が多い地域は北部山岳地方と中部高原地方で、両地方で全体の56%を占める。貧困率はどの地方でも低下する傾向にあり、2014~2016年期には年平均▲1.85%低下した。これは、貧困削減に関する2016~2020年期国家目標プログラムで掲げた貧困率の年平均▲1.0~1.5%改善という目標を超えている。

 ベトナムの2016年の貧困率は約10%で、2014年からの3年間で農村部は▲5%、都市部は▲2.2%低下した。

 少数民族の貧困人口は大幅に減少したものの、まだ多くの課題が残っている。20~24歳の世代の高等教育就学率は約32%に留まる。また、衛生的なトイレを利用している少数民族の割合は45%に留まる一方、キン族とホア(華)族では89%に達している。WBは、価値の高い工業用樹木の植林奨励政策が少数民族の所得向上につながると評価している。

 

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 国会は18日、2021-2030年期の少数民族居住地・貧困山岳地帯の経済社会発展計画案に関する決議を89.4%...
 保健省人口・家族計画化総局によると、2018年におけるベトナムの全国の人口は前年比で約100万人増加し...
 労働傷病兵社会省はこのほど、2016~2020年に適用する新貧困基準に基づく2016年の貧困世帯及び貧困に近...
 グエン・スアン・フック首相はこの度、持続的な貧困削減に関する2016年~2020年の国家目標プログラムを...
 労働傷病兵社会省はこのほど、2016~2020年に適用する新貧困基準に基づく貧困世帯及び貧困に近い世帯に...

新着ニュース一覧

 今から51年前の1975年4月30日、サイゴンの南ベトナム大統領官邸(現在のホーチミン市の「統一会堂」)の...
 ホーチミン市で29日、南部解放・南北統一51周年(1975年4月30日~2026年4月30日)を記念し、重点4事業の...
 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は28
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 過去20年近くにわたり、北中部地方クアンチ省のヒエンルオン・ベンハイ国旗掲揚台にはためく国旗はすべ...
 ホーチミン市警察交通警察部(PC08)は、51周年を迎える南部解放記念日(1975年4月30日~2026年4月30日)を...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)の子会
 商工省は、国家電力システムのピーク時間帯、オフピーク時間帯、通常時間帯を調整する決定を公布した。...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)の株価
 鉄道車両や軍用兵器などを生産している韓国の現代ロテム(ヒョンデロテム=Hyundai Rotem)はこのほど、...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席は24日、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相と電話会談を行...
 英系コンサルティング会社のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)の報告によると、不動産開発を中...
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)と南中部地方ラ...
 商工省は28日、ガソリン・石油事業の規定を定めた通達第18号/2025/TT-BCTの一部を廃止する通達第21号/2...
 ホーチミン市はこのほど、新たに追加された外国の組織・個人による購入・所有が可能な住宅プロジェクト...
 西日本鉄道株式会社(福岡県福岡市)は、住宅開発大手で特に中所得者向けのマンション開発に強みを持つ
トップページに戻る