ベトナムと海外を結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」のメンテナンスが完了し、28日よりインターネットアクセスが復旧している。当初計画では27日に作業が完了する予定だったが、1日遅れでのアクセス復旧となった。
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6月22日23時から27日にかけてメンテナンスが実施され、米国や香港などにサーバーを置くウェブサイトへのベトナムからのインターネットアクセスに影響が出ていた。
AAGのメンテナンスは2016年に入って今回が2回目。直近では、3月4日から6日にかけてメンテナンスが実施された。
AAGは、東南アジアから太平洋を横断して米国西海岸に至る全長約2万kmの海底ケーブルで、ベトナムから海外へのインターネットアクセスにおいて通信量の60%を占める最大のルートとなっている。
しかし、2009年に運用が開始されて以来、切断事故が相次いで発生していることから、各通信事業者は同ケーブルへの依存度を軽減すべく、新たな光海底ケーブルの敷設を進めている。