ここ数日、テト(旧正月)のUターンラッシュで、定員を大幅に超えて走行する長距離バスが数多く発見されている。
(C) tuoitre |
北中部地方タインホア省警察は13日、北中部地方ゲアン省~ハノイ市間の長距離寝台バスが定員を大幅に超えたすし詰め状態で走行しているのを発見し処分した。このバスの定員は46人だが、乗っていたのはその1.5倍に当たる71人だった。
また同日、北中部地方タインホア省~ハノイ市間の長距離寝台バスも、同様の違反で当局から処分を受けた。このバスの定員は47人だが、乗っていたのはその2倍近い88人だったという。更にこのバスでは、定員を超えているにもかかわらず、通常時の1.5倍に当たる15万VND(約790円)の運賃の支払いを強要していたという。
こうしたすし詰め状態の長距離バスが横行している中、各地方の交通警察は21日までパトロールを強化し、南北を結ぶ路線を走る長距離バスを中心に交通違反の摘発に注力している。