東南アジア諸国連合(ASEAN)設立48周年(1967年8月8日~2015年8月8日)を機に、ASEAN諸国は、2015年末のASEAN共同体(AC)発足を祝う記念切手を発行した。情報通信省は7日、ハノイ市で記念切手の発行式を開催した。
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ハノイ市と同時に、他の加盟国及びインドネシアのジャカルタにあるASEAN本部でも、同じ記念切手の発行式が行われた。ASEAN諸国が同じデザインの記念切手を同時に発行するのは今回が初めて。
この記念切手には、ベトナムのブー・キム・リエンさんのデザインした図柄が採用された。「1つのビジョン、1つのアイデンティティ、1つのコミュニティ(One Vision, One Identity, One Community)」をテーマとして、ASEAN加盟10か国の国旗を輪にして繋げた花びらと、握手した手、青空、2羽の鳩、黄金色の稲穂が描かれている。国旗の花の中心には、ASEANのロゴである稲の束が配されている。
グエン・バック・ソン情報通信相は、「この記念切手の図柄には多くの意味と情報が込められており、ASEAN共同体の発足と持続的な発展を表すメッセージになっている」とコメントした。