南中部沿岸地方ビントゥアン省フークイ島付近の空域で4月16日に発生した空軍戦闘機2機の衝突・墜落事故で、2週間余りにわたる捜索活動を経て、操縦士2人の遺体と戦闘機2機のブラックボックスがようやく発見された。
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軍の責任者は、「ブラックボックスの解読には時間を要するが、今のところ事故の原因は操作ミスだったと見られる」と述べた。
同事故で死亡したレー・バン・ギア中佐(41歳、ハノイ市出身)とグエン・アイン・トゥー大尉(31歳、紅河デルタ地方ハイフォン市出身)の遺体は、ホーチミン市の国防省葬儀場に移され、葬儀が行われた。火葬後、遺骨はそれぞれの田舎に埋葬された。
ギア中佐は1310時間、トゥー大尉は586時間の操縦経験を有し、2人はこれまで数々の海上パトロール飛行を実施してきた。訓練中の事故で犠牲となった2人の功績を称えるため、国防省はギア中佐を大佐に、トゥー大尉を少佐にそれぞれ特進した。