ホーチミン市警察は24日、同市2区カットライ街区にあるカラオケ店を装った風俗店「ゴックヒエウ(Ngoc Hieu)」を摘発し、従業員を不法に拘束した疑いでオーナー夫婦と男性従業員2人の計4人を逮捕すると同時に、店内で軟禁されていた女性従業員4人を救出した。
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警察は同店の女性スタッフBさんの通報を受けて捜査を行い、今回の摘発に至った。Bさんは、肌の露出が多い服を着用させられたり、男性客からわいせつ行為を受けたりすることに耐えられず、退職を願い出た。だが容疑者らはこれを認めず、Bさんを店内に軟禁したという。
Bさんは同じく軟禁されていた女性従業員Hさんと脱送を図ったが、Hさんは追って来た容疑者らに拘束され、Bさんだけが逃げ切った。ただし警察が救出した4人の中にHさんは含まれておらず、容疑者らは警察の取り調べに対し「マネージャーがHさんの所持金と携帯電話を奪った後、解放した」と供述している。なお、このマネージャーは現在も逃走中。
同店の女性従業員はいずれも「暇で高給な仕事」といううたい文句につられて働き始めたが、実際のところ給与は未払いで顧客のチップだけが収入源だったという。