FPT情報通信[FPT]傘下のFPTテレコムによると、15日に東南部バリア・ブンタウ省沖で発生した光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故で、27日午前11時ごろケーブルの切断部分の溶接作業が完了し、同日夜より、ベトナムから海外へのインターネットアクセスが完全に復旧した。
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中国との南シナ海問題や台風9号の影響により、ブンタウ沖での作業は難航すると見られていたが、予定よりも3日早い完全復旧となった。
切断事故の発生後すぐに迂回ルートが設定されたことで、インターネットアクセスは21日ごろからだいぶ回復していた。同ケーブルは2009年11月に開通して以来、切断事故が度々発生しており、これまでの迂回ルート設定や溶接作業の経験が今回の迅速な復旧につながったという。