メコンデルタ地方カントー市のフェリー・ボート・バスターミナル株式会社は2日、同市カイラン区フンタイン地区で新バスターミナルを着工した。完成すれば、メコンデルタ地方最大規模のバスターミナルとなる見通し。
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同バスターミナルの面積は10ヘクタール余りで、利用者数は1日4万人を見込んでおり、運行車両数は1000台まで対応可能。投資総額は4000億ドン(約19億2000万円)で、建設期間は2014年から2020年までの予定。
同社のグエン・クアン・フオン代表取締役によると、第1期では2000億ドン(約9億6200万円)余りを投じて面積4ヘクタールのバスターミナルを建設し、2015年末にも運営を開始する予定だという。
同市中心部には現在、フンブオン通りと国道91号線に2つのバスターミナルがあるが、両ターミナルはいずれも規模が小さく既に手狭となっており、利用者の乗降需要に応えられていない。メコンデルタ地方の経済の中心部であるカントー市では、整備された大規模なバスターミナルが必要となっていた。