全国で使用されている電動二輪車(電動自転車・電動バイク)の台数に関する正式な統計はないが、近年、都市部を中心にその数が急増している。それに伴い、電動二輪車による交通事故なども増加傾向にあるため、交通当局は今後、走行速度がバイクと殆ど変わらない電動バイクにもナンバープレートを交付し、管理を強化する方針を示している。21日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。
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電動二輪車はペダルの有無によって、「電動自転車」と「電動バイク」に大別されているが、いずれも従来の自転車と同じように扱われているため、ナンバープレートの取得・登録が義務付けられていない。しかし、実際にはバイク並みの速度が出るものもあり、事故を起こした場合は、運転者も相手側も大怪我をする恐れがある。
交通運輸省は現在、電動二輪車をより効率的に管理すべく、最高時速25キロ未満でペダル付きのものを「電動自転車」と規定、それ以外を「電動バイク」とし、後者に対してナンバープレートの登録を義務付ける方向で法制度の改正を進めている。